義父逝去 [日記]
義父が亡くなりました。享年89歳。
ここのところ、転倒、骨折が続き、背骨骨折に至っては、さすがに家では面倒見切れないので入院していました。高齢なので、いつ何が起こってもおかしくはなかったのですが、突然の事でとても驚きました。
深夜12時過ぎに病院から危篤の電話があり、家族が急いで駆け付けましたが、誰も死に目にはあえませんでした。
そこからは深夜に葬儀屋に電話、3時頃搬送。4時から最初の打ちあわせ。なんでそんなに急がなければならないのかわからないのですが、初めての事で戸惑うばかりでした。
高齢だし家族葬に近いものでいいね、と話してはいたのですが、結果的には結構立派な通夜と葬儀になったので、費用もなかなかです。
この年ですから、もちろん通夜や葬儀の経験はありますが、初の主催者側。遺体搬送から火葬、骨拾いまですべてをやるのは初めてで、色々と勉強になりました。特に通夜前の儀式はとても興味深いものがありました。日頃宗教はあまり信じていないのですが、こういった一連の儀式を経て、死を受けいれていくのかなと思いました。
私が最後に義父に会ったのは亡くなる10日程前で、病院にお見舞いに行ったのですが、義父は「おにぎりが食べたい、おにぎりを買ってきて」と言い、食べ物の差し入れは禁止なので「ごめんね、それはできないの」と、もちろん買っては来なかったのですが、こんなことになるなら買ってきて食べさせてあげればよかったかなと、小さな後悔。棺にはおにぎりを入れました。
義父とは30年以上のなさぬ仲。色々な想い出があります。嫁としてできる事はやったかな。透析を10年以上していた義父。よくがんばったと思います。今はただ、お義父さんお疲れ様という気持ちです。こちらも疲れましたが、夫と義妹はもっと疲れたことでしょう。案外義母も実の子供たちもケロッとはしていますが。
急遽、我が家にお義父さんコーナー作りました。
告別式での影膳。お義父さん、お酒が好きだったので、ビールと地元厚木のお酒盛升も。従妹たちも集まってにぎやかでした。
ひと段落しましたが、まだまだやることはあります。これあと3回?4回?やるのかと思うとぞっとします。
2023-10-25 17:07
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