かおたん日記２

崎津集落をあとにして、天草ロザリオ館へ。こちらはかくれ部屋や唱え言葉オラショ、経消しの壺などの展示がありました。こちらの館長さんも非常に楽しく、そして熱く天草潜伏キリシタンの歴史を語ってくださいました。

すぐ上に大江教会があります。

ロマネスク様式の教会。

丘の上に建っているので眺めがよいです。

この教会を建てたガルニエ神父像。

ルルドの泉。

ほとんど知らなかった天草キリシタンの歴史を勉強した一日でした。
島原天草一揆はキリシタンの反乱と教わったような気がしますが、実際は重い年貢に対する農民一揆であったこと。一揆を主導したとされる天草四郎は１６歳の少年で、実際は義理兄が主導し、四郎はただ担ぎ出されただけで、民衆の前で手品などをしてカリスマ性を強めていったことなど、知らなかった史実が色々ありました。

海岸線を通り、空港へ。

天草ぐるっと周遊バス、帰りは天草空港まで送っていただけます。料金はたっぷり８時間で３０００円（入場料別）。ガイドさんもついています。

天草空港のキャラクター、天空流（テンクル）くん。

私たちの乗る飛行機が到着したみたいです。

アイスくらい食べる時間はあるかなと、天草いちじくアイス。

天草エアラインみぞか号。親子イルカが描かれた、座席数４８席の小さくてかわいい飛行機です。

めっちゃ飛んでる感あります。

さよなら天草。

福岡経由で帰りました。遅延があり乗り継ぎに間にあうかどうかハラハラしましたが、福岡からのANAも遅延していたので、なんとか間に合いました。
震災以来７年越しに実現した熊本天草旅行。落ち着いたらまた来ます！という約束を果すことができました。この７年の間に世界遺産に登録され、ホテルも観光バスも値上がりしましたが、天草の人はみな素朴で親切で、天草愛にあふれていて、お天気にも恵まれよい旅でした。

コレジヨ館を出て、河浦海上コテージを過ぎると見えてくるのが

世界文化遺産の崎津集落。島原天草一揆の後、江戸幕府によりキリスト教が禁止されている中信仰を続けた潜伏キリシタンの集落です。

バスを降りたらまず、崎津諏訪神社へ。

鳥居越しに見える教会と集落。

旧崎津教会跡。

崎津教会。１９３４年に建てられたゴシック様式の教会。

中は畳敷き。

みなと屋。旅館を改修し、資料館になっています。

昭和初期はこんな感じだったらしい。

家と家の間にはトウヤと呼ばれる小路があります。

トウヤを通って海に出てみましょう。

杉ようかんが気になって

買って食べてみた。ようかんというか、あんこの入った餅だね。

かつては潜伏キリシタンの町、今は静かな漁村といった感じでしょうか。

コレジヨ館の前に道の駅宮地岳かかしの里でお昼休憩でした。

廃校になった小学校を再利用。校舎ではかかしさんたちが授業中。

廊下掃除中のかかしさん。

手洗い場が懐かしい。

泉谷しげるかかしがいました。

１階の教室でかかしさんと一緒に昼食。

田舎定食。大根飯、そばがき汁、唐揚げ、デコポンゼリーなど。素朴で美味しい。

かかし祭り開催中で、外にもたくさんのかかし。
餅つき。

出初式。

盆踊り。

綱引き。

よくできてますね。

ホテルをチェックアウトして、本渡バスセンターまで送迎してもらいました。そこから本日は天草ぐるっと周遊バスに乗って、下天草を観光します。

天草キリシタン館。

入り口横には天草四郎像。

こちらの目玉は天草四郎陣中旗。運よく公開日と重なり、実物を見ることができました。
いわゆる島原天草一揆の時の軍旗ですが、真ん中に聖杯、両脇に天使という一見するとかわいらしく、モダンなタペストリーみたいな感じです。鍋島藩が持ち去り保管していたとか。

キリシタン墓地。

天草コレジヨ館。コレジヨは英語でカレッジ。

こちらの目玉はグーテンベルク印刷機。こちらは複製です。

当時の古楽器の展示など。これは竹製のパイプオルガン。

南蛮人の洋服。その他当時の洋書の展示もありました。

どちらも館長さん自ら熱く説明してくださいました。

リゾラテラスから高速バスあまくさ号で

海外沿いを走ること1時間。本渡に到着。

そこから送迎バスで

本日のお宿、アレグリア天草に到着。遠か～。

ここにもくまモン。

お部屋はオーシャンビュー。

ベランダからの景色。

お部屋で一息いれたら、温泉へ。

南国ムードが漂う敷地。

別館のペルラの湯舟。海に面した露天風呂が広々して気持ちよか～。

風呂上りはロビー前のデッキで生ビールたい！

夕食は和洋折衷の会席。先付けとお造り、日本酒は天草四郎。

アワビのセイロ蒸し。

炊き合わせは甘エビ、車エビ、ナス。

太刀魚のチリソース。

ステーキも出てきました。

更にアオサと桜エビの鍋が出てきて、〆にご飯。こちらは写真を撮り忘れました。

デザート。

お腹苦しい。

朝食はビュッフェスタイル。まだお腹苦しいので軽めにフレンチトーストなどを。

食後の散歩。

海水浴にはもってこいのロケーション。

海の色がきれいです。

よかとこですね。

桟橋の目の前はリゾラテラス天草。プレートカフェリゾラでお昼にします。

テラス席で白ワインと天草のイワシ。

ギリシャみたいやん！知らんけど。
アオサのゼッポレとかいうもちもちしたパンみたいなのも美味しかった。

天草のぷりぷりした海老が入ったペスカドーレも美味しい。

テラスのソファは極楽。

隣はミオカミーノ。

海の前にパラソルと椅子。

芝生もあっていい感じ。BBQもできるみたいですよ。

カヌーやサップ、イルカウォッチングもできます。

くまモンクルーザー発見。

よかとこです。

A列車の乗客はほぼほぼ三角駅から三角港、海のピラミッドに一目散に向かいます。

天草宝島ラインに乗り継ぎます。

ビスタボニータ号。こちらも水戸岡氏デザインのクルーザーです。

デッキの一番後ろの席に座りましたが、

結構な水しぶき。

天草５橋を船から見られます。

くぐるよ～。

くぐった～。

海と島々を見ながらのクルーズは気持ちよか～。

シードーナツが見えてきました。海中水族館です。

青い橋が見えたら、そこはもう松島港。

約２０分の船旅でした。

海がきれか～。

ホテルをチェックアウト、路面電車に乗って、

熊本駅へ。

入り口にはくまモン。

ベンチにも。あちこちにくまモンがいます。

肥後よかモン市場には

カラフルなからし蓮根が売られていました。

今日は三角線に乗ります。ホームにジャズが流れてきました。観光列車、特急A列車で行こう！です。

水戸岡氏デザインのかっちょええ車体。ちなみにA列車のAは天草とadultのAです。

座席はこんな感じ。

教会をイメージしたおしゃれなバーカウンターがあり、デコポンハイボールなどがいただけます。

バーカウンター横にはソファ。

お土産の展示や

天草隠れキリシタン関係の展示。

天草四郎くんですね。

車内にはジャズが流れており、静かな有明海を見ながら

デコポンソーダを飲みました。コモモはadultじゃないからね～。

途中網田駅でしばし停車。

何もない駅ですが、列車の写真を撮ったり、

線路に降りたり。

地元の奥様方の歓迎を受けながら、出発。

再び海沿いを走ります。

約４０分程乗車して、三角駅に到着です。

駅のポスター。

熊本城見学の後、おやつはあまみやで。

濃厚抹茶渋川栗あずき。抹茶をかけていただきます。

抹茶ゼリーと抹茶アイスのあんみつ。

ホテルで少し休憩した後、夜はおはこへ。

突き出しは玉子焼き。名物一文字ぐるぐる。おしぼりにくまモン。

熊本名物と言えば、馬刺しと

からし蓮根たい！

天草大王のたたき。熊本米焼酎もね。

今の時季にしか食べられない有明海産シャクの天ぷら。えびのようなかにのような味わいでうまかばい。

馬肉の串焼き。

〆は焼きおにぎり。

本日のお宿はダイワロイネットホテル熊本銀座通りプルミエ。

清潔でバスルームは広く、洗面所トイレが別なのがよいです。

朝食は洋食と

和食が選べます。

チェックアウトして駅へ。

今年のGWは熊本へ。2016年GWに計画した熊本天草旅行は震災でやむなくキャンセル。熊本城が復興したらリベンジしようと思い、今年2023年GWようやく来ることができました。
ANAで新しくなった熊本空港へ。飛行機が少し遅れたので写真撮る暇もなく

リムジンバスに乗り約５０分、熊本市街に到着。熊本と言えばここ、通町筋。

その一番いい場所に星のリゾートOMO５熊本。開業したてのようです。

ますは腹ごしらえ。桂花ラーメン本店で

桂花ラーメン。久しぶりに食べましたが美味しかった！

荷物をホテルへ置いて熊本城へ。まずは清正公にご挨拶。

特別公開南ルートから見学。震災の爪痕が残る数寄屋丸二階御広間。

お城が見えてきました。

二様の石垣。

復旧が完了した天守閣。

中を見学します。新しいだけあって、とても見やすい展示でした。

６階の展望フロアからみえる景色。

武者返し。

ここにも被災の跡が。絶賛復旧中です。

こんなんもいました。